房総観光・後半は、館山・洲崎灯台・養老寺・長福寿寺・笠森観音参拝・長南町
房総観光・後半は、神社とお寺に行ってきました。館山・洲崎灯台・里見八犬伝の養老寺・洲崎神社・千葉県長生郡長南町長南・三十三観音霊場の第4番札所長福寿寺・坂東三十三観音の第31番札所「笠森寺」笠森観音。
≪洲崎神社≫東京湾の出入口を見下ろす場所であることから、古来、漁師にとっての漁業神、船乗りにとっての航海神。太平洋を一望できるほか、浜鳥居(一の鳥居)から富士山を眺めることもできます。御朱印は、下記写真の箱にもあり、階段を登らずにもいただける仕組みになっていました。
≪長福寿寺≫長福寿寺は、およそ1200年の昔、延暦17年(798)に桓武天皇の勅願により、伝教大師最澄〔天台宗の宗祖〕によって創建された由緒あり、また、上総・下総・安房の房総三国(現在の千葉県全域)における大本山として末寺308ヶ寺を有し、各寺院を統理していた大古刹だそうです。
≪笠森観音≫笠森観音は、延暦3年(784)伝教大師最澄上人が楠の霊木で十一面観世音菩薩を刻み山上に安置し、開基されたと伝えられています。太陽が昇る東は、千葉県の玉前神社から、西は島根県出雲大社までを結ぶ線は、御来光の道(レイライン)として知られ神秘的なパワーをもらたすと言われています。
≪子授観音≫御神木の根元付近に、人が通れるほどの穴があります。穴の手前には、梯子がかかっていて男性が先に穴をくぐり次に女性がくぐると、子授のご利益があると言われています。
≪松尾芭蕉≫元禄時代(1688~1704)の松尾芭蕉が俳聖としてあがめられるようになると、全国各地に芭蕉句碑が建立されるようになった。ここ上総国で建立された芭蕉句碑の最古のものが、安永6年(1777)に建立された笠森寺の芭蕉句碑である。
≪笠森寺観音堂≫日本でただひとつ『四方懸造り』として、明治41年(1908年)に『国宝』に、その後、昭和25年(1950年)『文化財保護法』の制定により、『国指定重要文化財』となって、岩の上に建てられた観音堂で、回廊から見わたす展望は雄大な房総の山なみを感じます。